季節の変わり目の憂鬱

もう9月も終わりますね。

暑かった夏が終わり、季節はだんだん秋へと移り変わっているようです。朝晩は涼しい風が吹くようになり、過ごしやすくなりました。

暑い夏から過ごしやすい秋へ。本来でしたら、過ごしやすい季節の到来にホッとするはずなのですが、私は季節の変わり目に弱いようです。なんとなく体調が優れません。

一年のうちで最も調子を崩すのは冬から春に向かう時期です。この時期は花粉症の季節でもあります。私は『重度の花粉症』と診断されています。何が重度なのかはわからないのですが、血液検査の結果からそのように診断されているようです。花粉症由来の食物アレルギーもあるので侮れません。「たかが花粉症、されど花粉症」です。食物アレルギーはアナフィラキシーショックを起こす可能性もあり、下手をすると命に関わると言われています。

ですが、今は夏から秋に向かう時期です。スギ花粉の季節ではありません。(イネ科のアレルギーの季節ではあります。)

では、なぜ、この時期に体調が優れないのか?おそらく暑い夏の間に身体の奥深くに溜まった疲労が涼しくなって出てきたから…だと考えています。これが正しいのかどうかはわかりませんが、涼しくなるにつれ疲労感が強く感じられるようになるのは事実です。

なので、秋は一番好きな季節であるにも関わらず、その季節の入り口ではいつも憂鬱な気分に苛まれています。何をするのも億劫になりますし、パフォーマンスが上がりません。もう少し涼しくなる頃には復調していると思うので、それまで騙し騙し生活していこうと思います。

私の場合は秋口にガクッと体調を崩しますが、気持ちが落ち込みすぎてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。もう少し寒くなり、お日様の出ている時間が短くなるとなんとなく気持ちが鬱々としてくることがあります。これがいわゆる『冬季うつ』と言われる状態です。ご存知の方も多いかと思いますが、これは秋から冬にかけて症状が現れ、春には良くなる季節性のうつ病です。強い無気力感、意欲の低下、過眠や過食などの症状が見られます。

冬季うつの原因の一つとして、日照時間が関係していると言われています。冬場の日照時間が短い北欧では、冬場にうつ状態になる人が多いというデータもあるようです。日照時間がセロトニンやメラトニンの分泌に影響を与えるためにこころのバランスも崩れてしまうのです。

日照時間が私たちの心身の健康に大きな影響を及ぼすということから、当たり前のことですが、「人間は動物だな…」と思ってしまいます。冬になると冬眠する熊さんたちと同じように感じます。熊さんたちは気持ちが落ち込むから冬眠するわけではないのでしょうが、人間はお日様の出番が減ってくると眠くなったり、やる気がなくなったり…。私たちも冬眠できたら幸せだろうな。

冬場を元気に過ごすためには、朝起きたらカーテンを開けて日の光を浴びたり、軽く身体を動かしたり、バランスの良い食事を摂ることなどが大切だと言われています。無理のない範囲で規則正しい生活を心がけ、好きなことを楽しんで元気な秋を過ごしたいものですね。

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